恋愛と友情の境界線を、誰もが納得できるように説明することは難しい。 けれど私たちは、はじまりから既に明確な答えが出ている。 友達協定 01 「私と・・・友達になってくれませんか?」 02 その日、私たちは友達になった。 03 優しく笑って快く、とは程遠かったけれど。 04 私を見て少しでも安心してくれた・・・なんて、まさか。 05 「なるほど。お気遣いありがとう。」 06 私たちの関係はある意味、恋愛よりも特別なもの。 07 考えない。考える必要なんてない。 08 彼から私に対する、信頼の証となったはずだった。 09 その変化が私に対するものじゃなくても。 10 「今にも泣き出すかと思った。」 11 あんなに壊したくないと思っていたのに。 12 「・・・どうして?」 13 私にはもう一度、幕引きが必要だった。 14 彼女は最後まで俺の友達だった。 15 バカだな。矛盾してる。 16 もう迷いはなかった。 17 なんてやっかいな関係になってしまったんだろう。 あとがき 番外編 防衛線 「練習の成果は?」 ※完結後の英士とヒロイン。少し甘めです。 BACK |
BGM【弾むココロ】 by Litty