汝は人狼なりや?
ここからは、ゲーム内での夜会話(狼たちの会話や役職者たちの呟き)となります。 盛大にネタバレしていますので、本編をまだ読んでいない方はご注意ください。 【1日目 夜】 [占い師] 真田「…………いやいやいやいや、ちょっと待てよ!なんで俺が占いだよ!村人とかでいいんだけどマジで!マジでさ…………あーもう!わかったよ!やればいいんだろ!……と、とりあえず誰かを占わなきゃいけないんだよな。初日だし適当に……そうだ、英士がやっかいって言ってた伊賀を占っておくか。」 [霊能者] 上原「……ほうほう、霊能者ね。霊能……って、えーと、あ、初日は特にすることないのか。処刑された奴が狼だったかそうじゃないかがわかる……なるほどな。うん、別にいきなり役職だからって緊張とかしてないけど、うん、なるほどね、そっかそっか。」 [狩人] 若菜「俺の時代再来!!これは当然GJ狙ってくだろ!まずは狼が誰で確定白が誰か見極めなきゃな!」 [狂人] 藤代「狂人かー!狂人ね!よくわかんないけど、要は周りを引っ掻き回せばいいんだよな。そんで、騙りってやつをやってもいいんだよな……よっしゃ、せっかくだし最初からとばしてこ!」 [妖狐] 鳴海「俺狐か!前回散々苦しめられたし、今度は俺がその立場になってやっか。騙り……は、狼が3人もいるし、リスクが高いか。うーん、潜伏して村人だと思わせる方が得策か?」 [共有] 須釜「伊賀くんが共有ですか〜ふふ、心強いです。」 伊賀「こっちの台詞だよ。いろんな意味で底が知れないからな、アンタ。」 須釜「褒め言葉として受け取っておきますね。伊賀くん、このゲームの経験は?」 伊賀「少しかじった程度だな。須釜さんは?」 須釜「実は初めてです。ルールは頭に入ってますけどね。」 伊賀「そうか。それなら共有は村のまとめ役になるから……俺が共有COするか。」 須釜「じゃあ僕は潜伏ですね。共有の潜伏理由は、人数が多い状態で確定白を増やしても、狼に噛まれやすくなるだけだし、狩人も防衛対象が増えてしまう。それから偽役職の狼や狐を引っ掛けることもできる。でしたか?」 伊賀「そのとおり、さすがだな。ただ、吊られそうになったらCOして構わない。」 須釜「了解です。頼りにしてますよ。」 伊賀「こちらこそ。」 [狼] 郭 「……今回は狼か。」 横山「あれ?嫌なの?郭ってこういうのわくわくしながらやるタイプかと思ってた。」 桜庭「わくわく?郭が?」 横山「うん、だって人を騙すのとか得意そうじゃん。」 郭 「いきなり喧嘩売らないでくれる?別に嫌とかじゃなくて、俺、今まで役職以外になったことがないから。ここまで来ると何かあるのかなって思っただけ。」 横山「ほら、世の中には適材適所って言葉があるから。」 郭 「……もういいや。人狼になったからにはこのチームで勝ちを取りにいくからね。」 横山「がんばれー」 郭 「他人事のように言うけど、同じチームになったからには横山にも仕事をしてもらう。間違っても途中で寝るなよ。」 横山「善処する。」 郭 「桜庭は、」 桜庭「お、おう?」 郭 「特段期待はしてないから、てんぱってボロだけは出さないでね。後は適当にやっていい。」 桜庭「お、おう!……おう?」 郭 「おう、しか言ってないんだけど。」 桜庭「おう。」 横山「だめだこりゃ。」 郭 「3人いるから1人は騙り、1人は状況に応じて判断、1人は潜伏ってところか。騙りは……」 横山「俺、面倒なの嫌だから、潜伏がいいなー。」 郭 「桜庭に騙りやまともな状況判断が出来ると思うの?桜庭は潜伏、横山は騙りにまわってもらう。」 横山「えー。」 桜庭「俺だって、俺だってなあ、やる気になれば騙りくらい…………お願いします!!」 横山「えー。」 郭 「俺は前々回は真占い、前回は偽占いだった。だから今回も俺が占い騙りをしたら、同じメンバーで3回連続占いCOすることになる。それじゃあ最初から怪しまれるし、ローラーになったら不利でしょ。」 横山「まー適当にやるわ。」 桜庭「俺も見事に潜伏してみせる!」 郭 「大丈夫かな、このメンバー。」 【2日目 夜】 [占い師] 真田「占い3人ってなんだよ!しかも俺、一番最後にCOしちまったし。上原がいたからほぼ突っ込まれなかったけど…… 明日からは直接対決だよな。対抗は藤代と横山とかすげえ面倒な奴らだし、どうすりゃいいんだ。 とりあえず次の占い……明日からは共有が仕切るから、今日よく喋ってた奴にするか。 三上、椎名、鳴海……あたりか?相変わらずのメンバーだな。よし、椎名だ。」 [霊能者] − [狩人] 若菜「上原、ゲーム参加したばっかりだったのにな。人外か真霊能か。でもあのタイミングであんなCOの仕方したら、そりゃ疑われるわ。 英士の方が信憑性はありそうだけど、英士だからなー。どんなに正しそうでも裏がありそうな……なんて言ったら怒られるか。 そんで今日の防衛は……占い3人に霊能1人だと、ここはもう共有守るしかねえよな。」 [狂人] 藤代「うわー!やべー!上原吊られた!!黒だしはしてみたけど、こんなうまく行くとは……つーか、あいつ人狼だったらどうしよう。 真霊能か狐じゃなかったら俺、自分のチーム攻撃したってことになるんだけど……。いや、まあそうだったらそうだったでやっちまったもんは仕方ねえか!許せ! 次はさすがに白かな。人狼に白を出せれば良いんだけど。」 [妖狐] 鳴海「今のところ問題はねえな。気になるのは真占いに占われることだけど……真占い以外の2人が占ってさえくれれば、一旦は占い対象から外れる。 目立ちすぎても目だたなすぎても危ねえし、さじ加減が難しいな。」 [共有] 須釜「初めから面白い展開になりましたね。」 伊賀「いきなり黒とかな。藤代、どう思う?」 須釜「今はなんとも言えませんね。真占いじゃなかったとしたら、すごく勇気のいった行動でしょうが。」 伊賀「でも藤代だからなー。そういうの平気でしかけてきそう。」 須釜「そうですね、確かに。」 伊賀「明日は占いの3人に話を聞こうと思う。狐対策もあるから、真偽がはっきりしないまでも、なるべく信憑性のある奴を残したい。」 須釜「郭くんはどうしますか?」 伊賀「そこも気になるから占いと一緒に確認できればしたいと思ってる。」 須釜「出てきたタイミング、冷静さからすると本物のようにも思えますが……」 伊賀「なんだ?」 須釜「スマートすぎる、というのが気になります。」 伊賀「そうだな。注意しておく。」 須釜「占いで僕を黒って出してくれたら面白いんですけどね〜」 伊賀「そうなってくれた方が俺も偽を確定できて助かるな。」 [狼] 郭 「しゃべらなすぎ。」 横山「びびりすぎ。」 桜庭「なっ…なんだよ!」 郭 「これ今日、桜庭占われてもおかしくないレベルの存在感の無さだったよ。」 桜庭「お前らだってたいして喋ってねえだろ!?」 郭 「俺も横山も役職COしたから、占い対象からも、グレランなら吊り対象からも外れる。だから問題ないんだよ。」 横山「上原がいてよかったな。」 桜庭「そ、そういや郭、霊能騙りにしたんだ。」 横山「上原をつぶすため?」 郭 「端的に言うとそういうことだね。おそらく上原は真霊能か狂人か狐。他に対抗がいなかったことを考えると真霊能の可能性が高い。 なのに、あんなビクビクしながらCOするんだもん。利用しない手はないでしょ。これで霊能は俺一人、占いも3人いる。すぐに吊られることもないだろう。」 横山「あらやだこわい。」 桜庭「上原がすごく居たたまれなくなった。」 郭 「で、今日の噛み先だけど、村とも人狼ともとれないような中途半端な奴を狙っていこうと思う。」 横山「桜庭?」 桜庭「なんでだよ!」 郭 「共有は狩人に守られてるだろうし、占いも藤代は狂人か狐、真占いはおそらく一馬だけど、まだ泳がせよう。 よく喋る奴は良くも悪くも目をひくし、こちらにとって危険な発言さえしていなければ、あとでスケープゴートにしやすい。こちらもまずは様子を見る。 喋らない奴は何もしなくてもグレランで吊られる可能性が高い。というわけで村人潰しをしつつ潜伏してそうな狩人をターゲットにする。」 横山「黒川、設楽、若菜あたりか?」 郭 「そうだね。のちのち手強そうなのは……黒川かな。」 桜庭「はーやだ心臓に悪いぜこのゲーム。」 横山「お前まだ何もしてねーだろ。」 【3日目 夜】 [占い師] 真田「吊られはしなかったけど、たぶん一番疑われてんの俺っぽいんだよな。今日も出遅れたし、次は速攻でCO出そう。 占うなら、鳴海、三上、結人だろうけど、やっぱり一番目立ってた鳴海か?それともほぼ疑われてなかった結人……けど、三上もなー……。 いや、やっぱここは鳴海の所在をはっきりさせとく必要がある。鳴海だ!」 [霊能者] − [狩人] 若菜「はー!何もしないで吊られるところだった!やべえ!鳴海が設楽にからんでくれて助かったぜ。つーかあいつまじでどっちなんだろうな。 ……でも生き残りにこだわるって狩人か人外くらいだろ?俺が狩人なんだから、あいつは人外だよな?!どうする、明日COするか? ……って小難しいこと考えてもわかんねえし、とりあえず今日も伊賀守りでいっとこ。」 [狂人] 藤代「俺自身はとりあえず信じられてもないけど、疑いきれてもないって感じか。うーん、鳴海がどっちかで変わってくるけど、狼だった場合も考えて○出しておいてやるか。俺上原つぶしちゃったかもしんないし!」 [妖狐] 鳴海「あーあーあー!やっちまった!俺、真占いに呪殺されるかもしんねえ!でもなー、グレランで4人にしぼられたらなんとなく俺あたりになりそうじゃねえか。絡まざるをえなかったっていうか、一人で言い訳してても仕方ねえよわかってるよ!真占いが別の奴を占ってくれればなんとか生き残れる気がすんだけどなー。俺、次に吊られる対象ってことで除外しててくんねえかな。」 [共有] 伊賀「どこもかしこも疑いだらけだな。」 須釜「そういうゲームですからね〜わくわくしますよね。」 伊賀「いや、わくわくはしないけども。」 須釜「そうですか?」 伊賀「明日は占いローラーかとも思ってたけど、鳴海をどうするかだな。」 須釜「伊賀くんは設楽くんに投票してましたね。意図は……鳴海くんが狩人の可能性を考慮してですか?」 伊賀「ああ、鳴海にのせられた気もするけど、ここで吊るしていいものか悩んだ末残した……って格好つけたけど、正直わからなかっただけだ。」 須釜「僕も同じようなものですよ。ただ、僕は逆に鳴海くんの発言を疑った。」 伊賀「占いの3人もまだ真と偽がわからない。明日の占い結果で鳴海が白だとしても黒だとしても、はっきりとした答えは出せないからな。」 須釜「彼らよりは疑いが弱かった、三上くんと若菜くんが潜伏狼か狐の可能性も残ってますしね。まあこれは全員に言えることですが。」 伊賀「そういや占いだけど、横山はほぼ疑う材料がなさそうなんだよな。話題にもあまりあがってない。」 須釜「彼はぼんやりしてそうで、綿密な思考の持ち主ですからね。偽だったらすごくやっかいです。」 伊賀「そこを見極めなきゃいけないんだよな。」 須釜「明日は鳴海くんと占いの動向チェックですね。それから狐の所在に、霊能対抗だった郭くんも忘れてはいけない。」 伊賀「考えることが山ほどあって眩暈がしてきた……。」 須釜「ふふ、伊賀くんなら出来ますよ。」 伊賀「それはどーも。ま、頑張るよ。」 [狼] 郭 「しゃべれ桜庭。」 桜庭「なんだよいきなり!俺、占われてグレーじゃなくなったじゃんか!」 横山「そうそう、よかったよね偽に占われて。あそこで桜庭がグレーに残ってたら満場一致で桜庭に投票されたよ。」 桜庭「え、でも鳴海と設楽が……」 郭 「あれは鳴海がどうしても吊られたくなかったから仕掛けたことでしょ。鳴海はきっと狩人か狐だ。もし鳴海が狐ならつまり、偽占いの藤代は狂人ってことにもなるね。」 横山「今夜あたり呪殺されるんじゃね?」 郭 「おそらく。」 横山「そろそろ真占いを噛んだほうがいいかとも思ったけど、次に占われるのはグレーの誰かか鳴海。とすれば、まだ早いか。」 郭 「そうだね。鳴海を占ってくれれば狐が消える可能性が高い。狩人だとしても占い後に噛むだけだ。」 桜庭「じゃあ今日は誰を噛むんだ?」 郭 「伊賀にいきたいけど、まだ狩人が守ってる可能性がある。となると、椎名、山口、須釜あたりかな。」 横山「ここはあえて伊賀にいってみねえ?」 郭 「伊賀?伊賀は狩人が守ってる可能性が高い……って、まさか。」 横山「たまにはこっちからも攻めてみようぜ。」 桜庭「え、なになに?どういうこと?」 郭 「伊賀を噛みにいって、襲撃は失敗するかもしれない。だけど、鳴海が狐で呪殺されれば、死体はひとつ。呪殺と襲撃の判別がつかなくなる。つまり狐の所在が俺ら以外に不明確なまま進められる。それを狙うってこと?」 横山「そ。狩人が伊賀を守っていなければそれはそれでいいしな。」 郭 「一馬が鳴海を占わなかったら?」 横山「真田が何も考えずにほかの奴を占うほど頭が足りないとは思わない。俺らみたいに仲間がいるならともかく、一人で考えてるなら十中八九セオリーどおりに動くだろ。占う可能性は高いと思うけど。」 桜庭「お前、結構アクティブな奴だったんだな。」 郭 「ちょっとした賭けになるけど……のった。」 桜庭「乗るの!?」 横山「話わかるな、郭。」 郭 「そっちこそ、ようやくやる気出てきたの?」 桜庭「やだこの二人こわい!!」 【4日目 夜】 [占い師] 真田「な、な、なんとか生き残った……!もう俺無理かと思ったけど、藤代に矛先が向いたみたいで助かった。いや、俺が真占いだけどさ! 明日も占いローラーが続くなら俺か横山が吊られる。その前に真占いが確定できることか有力な情報を残さなくちゃな。呪殺か、せめて黒を出したいんだけど……。 えーと、正直誰占っていいのかわかんねえし、残りのグレーからだとすると、残りは結人か。」 [霊能者] − [狩人] 若菜「俺COするところだったわ!COすれば良かったんじゃないかと思うけど、椎名にも三上にも止められたしなー。 鳴海が呪殺なら、俺の伊賀防衛が成功してたってことだし、華々しく登場して、狩人は俺だぜ!って言いたかった。 でも、防衛成功させていけばその分アピールできるしな。えーと、もし伊賀で襲撃失敗してたら、標的変えたりするかもだよな。それなら次は……占いの横山か一馬か。俺、一馬の方が真占いっぽくみえるんだよなーあの挙動不審さとかが逆に。ってことで一馬にしよっと!」 [狂人] − [妖狐] − [共有] 須釜「伊賀くん、活躍してますね〜」 伊賀「活躍も何も、共有の仕事をしてるだけだよ。しかし、決定権が自分にあるっていうのは、結構プレッシャーだよな。」 須釜「伊賀くんはよくまとめてますよ。それに、意見を聞いたうえで、結論を決めるのは彼ら自身ですから、プレッシャーを感じる必要もない。」 伊賀「サンキュ。次は占いローラーの続きと、狩人と狐問題だな。少しひっかかってたのが、これまであまり目立ってなかった山口さんが喋るようになってきたことかな。単純に慣れてきたからか、何か意図があるのか……。」 須釜「圭介くんもあんな顔して食えない男ですからね〜。でも、もうひとつ重要なことがあります。」 伊賀「なんだ?」 須釜「彼は天然でもあります。」 伊賀「それ重要か!?」 須釜「重要ですよ〜天然で強いだなんて怖いじゃないですか。」 伊賀「まあそうだけどさ。そういや、アンタも随分目立ってたけど大丈夫か?」 須釜「そうですね〜噛まれるかもしれませんね〜」 伊賀「そんな暢気な。」 須釜「今の村の指針は伊賀くんです。同じ共有といえど、君が噛まれるより僕が噛まれる方が良い。それに疑いを向けられて偽占いが僕を占って共有トラップにもかかるかもしれない。というわけで、どんどん目立っていこうかと思ってます。」 伊賀「……はあ、余計な心配だったか。でもなるべくなら生き残ってほしいぜ。協力者がいるってだけで心強いしな。」 須釜「ふふ、ありがとうございます。」 伊賀「鳴海のことはどう見てる?」 須釜「狐か狩人かってことならば、僕は狐派でしたが……狐噛みと防衛成功が重なるなんて、あまり多く起こるケースではないですからね。そこがちょっと迷うところです。」 伊賀「……そう思わせるのが狙いかもしれないけどな。」 須釜「え?」 伊賀「仕組もうと思えば仕組めるのかもしれない。狼は俺らより多くの情報を持っている。もし鳴海が狐だったら、俺ら以上に可能性を絞り込めていたはずだ。つまり……」 須釜「襲撃失敗の操作が出来た、ってことですか。」 伊賀「それにしたって、襲撃成功を1回減らすんだ。今後のための賭けってことになるけど。」 須釜「賭けや挑戦が好きな人だったらありえそうですね。むしろ、そういう人たちの集まりですし。」 伊賀「あくまで可能性として考慮しておこう。占いは二人に絞られたけど、どうする?」 須釜「今の状態だと、次は真田くんでしょうね。どちらかが呪殺か黒を出して、信用性をあげたら話は別ですが。」 伊賀「だよな。横山がなー、本当に隙がない。」 須釜「彼も食えない男ですよ。」 伊賀「アンタらそんなんばっかだな!」 [狼] 郭 「十中八九、鳴海を占うだろうって言ってなかった?」 横山「真田がね。」 桜庭「お前が三上に白を出したとき、間違えたのかと思ったわ。」 横山「いや、だって占いが鳴海一択なんてつまんないじゃん。どうせ真田は無難にくるだろうし、だったらちょっと視点を変えてみることで逆に信用得られるんじゃないかなーって。」 桜庭「本当にお前アクティブだな!」 郭 「……まあでも、信用を得るのは成功してると思う。他の二人が二人だからね。結果的には良かったんじゃない。」 横山「ほらー郭もああ言ってる。」 郭 「明日も占いローラーになるだろうし、そのまま信用を保ってて。それで、次の噛み先だけど、一馬はおそらく次で吊られるし、潜伏してるだろう狩人を探そうと思う。伊賀を噛めなかったことで、狩人が存在してるのもわかったし、早めに潰さないと。」 桜庭「えーと、あと残ってるのは……」 郭 「三上、若菜、椎名、山口、須釜」 桜庭「正直、全員あやしく見える。」 郭 「三上、椎名は周りをよく見ていて発言数も多い。ただこの二人はいつもこうなんだよね。山口、須釜はここに来て発言数が多くなってきたのもあやしい。結人は……一緒に悪ノリする藤代が占いだからか、発言数は少ないね。」 桜庭「けど山口さんは狩人にたいして他人事みたく言ってなかったか?」 横山「まー確かに、COして『もらえばいい』って言ってたな。」 郭 「それも演技かもしれないけどね。そう言ったら狩人COを止めた椎名も外す?自分が狩人でCOするべきで無いと思ったなら、何も言わなければ良い話だ。」 桜庭「確かに……。」 郭 「となると、残りは結人と三上、須釜さんか。」 横山「鳴海=狐の考えが強そうなスガかな。」 郭 「そうだね。今日は須釜さんにしよう。」 【5日目 夜】 [占い師] − [霊能者] − [狩人] 若菜「一馬吊られた……!俺にもう少し力があれば……!って、まあそれはそれとしてー。 なんか俺、結構おいしい位置にいる気がする。これで防衛成功が出来ればもっと良いんだけどなー。昨日、守り先変えてみたけど引っかかんねえし、どうしたもんかな。ごちゃごちゃ考えないで、適当なところ守りに行けばいいのか?けど、誰か白なのかなんてわかんないしなー。 いざ狩人COして、適当に選んだとか言ったら怪しまれるんだろうし。……いや、でも俺、今結構信用度高いはずだよな。よし、じゃあ賭けで……椎名!」 [狂人] − [妖狐] − [共有] 伊賀「俺より先に須釜が噛まれるとはな。確かに昨日は目立ってたし、予想しなかったわけじゃないけど、やっぱりしんどいな。 それに相方がいなくなったことは言わなかったけど、よかったのか。まだ占いは残ってるし、もし人狼が須釜を狩人とみなして噛んだとしたら、まだ役職COはなしくて良いと思ったけど……。 あー、考え込んでも仕方ないか。そろそろ俺も噛まれるのを覚悟した方がいい。明日で占いローラーも終わるから、須釜が共有であることも皆に伝えよう。」 [狼] 郭 「なんなのあの茶番は。」 横山「知らない。つか俺巻き込まれただけだし。」 桜庭「まあ親身になってかばってくれる奴がいてよかったんじゃねえ?」 横山「変にかばわれてもなー。あれ、下手したら疑われただろ。」 郭 「とりあえず山口くんが、横山を信じてるのはわかったよね。」 桜庭「愛されてんじゃーん。」 横山「……。」 桜庭「すいません。」 郭 「遊んでないで次の話。横山、明日はどうするつもり?」 横山「うーん、少し悩んでる。」 桜庭「横山が!?」 横山「そりゃ俺も悩むんですけど。」 郭 「黒を出すか、白を出すか?」 横山「そう。俺が何を出してもどうせ吊られるだろうけど、黒を出しておけば、俺が吊られた後で疑いの材料が増えるのは大きいだろ。今は確定的なものもないし。」 郭 「そうだね。おそらく占いローラーは完遂される。その後、対抗霊能である俺に疑いが向く可能性は高い。現に今も特に三上から疑いの目が向けられてるし。もし俺らが立て続けに吊られたら、桜庭が一人になるね。」 桜庭「それは避けよう!俺の心が持たない!」 横山「それも面白そうだけど。」 桜庭「横山あああああ!!」 郭 「引っかかってるのは共有トラップだよね。」 横山「そうなんだよなー。伊賀は相方の生死については何も触れていない。ってことは、生き残ってる可能性が高い。」 郭 「横山はおそらく今一番信用を得てる。トラップに引っかかったらそれが水の泡だ。」 横山「てことで、桜庭に白を出して信用度をあげておくのもアリなんだよな。」 桜庭「俺!?」 郭 「確かに、白二つを出された結人もだいぶ信用度があがったしね。」 横山「今日、伊賀を噛みにいくってのは?」 郭 「確かに今日伊賀を噛めれば、共有の相方が誰かわからなくなるし、トラップの心配も少なくなるけど……」 桜庭「でも狩人が残ってるかもしれないんだよな?」 郭 「そこだよね。ただ、鳴海=狐の認識は可能性の低さから言っても、薄れてきてる。防衛されても狐噛みって方向に持っていければ、狩人生存とは思われにくい。」 横山「わかった。伊賀を噛めれば黒を出す、失敗したら白を出す。黒なら椎名、白なら桜庭だな。」 桜庭「なんで?」 郭 「今いるメンバーの中で、確定白と役職以外で横山が占っていないのは、椎名と桜庭だけだ。」 桜庭「あ、なるほど。」 横山「この際、身内切りでもいいけど。」 桜庭「やめて!」 郭 「大体決まったね。」 桜庭「噛み成功しろよーしろよー」 郭 「ずいぶん必死になって祈るね。」 桜庭「俺、一人になりたくねえもん!」 郭 「あまえるな。」 横山「もんとか使うな。」 桜庭「なにこの人たちひどい!」 【6日目 夜】 [占い師] − [霊能者] − [狩人] 若菜「くっそー!あーもう!伊賀噛まれたしー!俺何回も守ってたのに!賭けとかするんじゃなかった! そんで今日は誰を守るかだよなー。唯一、役職で残ってる英士か?でもアイツ、俺一回も守ってないけど、未だに全然噛まれてないんだよな。それも逆にあやしいっつーか。で、椎名は黒っぽいだろ?三上と山口くんと桜庭……個人的には山口くんを守りに行きたい、けど、三上がいなくなると、場をまとめる奴がいなくなってややこしくなりそうだし。あ、でもコイツが狼だったらどうしよう。って考えててもどうせわかんねえし、よし、三上にする!」 [狂人] − [妖狐] − [共有] − [狼] 桜庭「よく考えたら、今日椎名を吊れれば、俺たちの勝利!だった?」 郭 「そうだね。」 桜庭「それ、どうにかして椎名を吊るべきだったんじゃねえの!?」 郭 「そうやって単純に考えて、単純に騙されてくれる奴らばっかりだったらいいんだけどね。桜庭にはそれが出来たわけ?」 桜庭「いや、俺は……あれだけど、お前ならさ!」 郭 「俺が危険を侵してまで、椎名吊りに積極的に動くタイプに見える?」 桜庭「……見えない。」 郭 「そんな俺が椎名吊りのために饒舌になったら、それこそ疑われる対象でしょ。俺が確定白ならともかくね。」 桜庭「た、確かに。」 郭 「という説明の時間も無駄なので、次に進みますが。」 桜庭「いきなり敬語にならないで!距離おかないで!」 郭 「俺より先に椎名を吊れれば、楽に勝てるんだけどね。」 桜庭「だよなー。でもあいつしぶといっていうか、妙な説得力があるんだよな。」 郭 「狐の可能性があるとはいえ、信頼度の高かった横山が黒を出してるんだ。椎名吊り寄りになる奴も出てくるとは思うけど……。」 桜庭「鳴海=狐説を隠してきたけど、ここまで来ると、狐はもういないって思われてた方が有利だったかもなー。」 郭 「そうとも限らないよ。あそこで狐の所在を隠せたことは大きいし、それを知ってるのが俺らだけっていうのも条件としては有利だ。狐の所在がわかっていないってことは狩人も確定は出来ないってことでもあるし。」 桜庭「なるほど……。そしたら次はやっぱり椎名吊りに動くわけだよな?」 郭 「そうだね。俺もだいぶ疑われてきてる。次に吊られるのは俺か椎名だろう。」 桜庭「え!やめてよ!俺一人になるじゃん!」 郭 「そうなる前に決着つけたいよね。というわけで、今日は三上を噛む。」 桜庭「三上……!確かに残したくはないな!」 郭 「俺を疑ってる筆頭だからね。共有がいなくなって、椎名に黒が出された今、場を仕切ってるのは三上だ。三上の意見が反映されやすい状況でもある。椎名よりも俺を先に吊るって言い出したら、そのままそうなりかねないからね。」 桜庭「山口さんは横山を真目に見てるって言ってたし、若菜も説得力のある方に傾いてる傾向にあるもんな!」 郭 「狩人が気になるけど、伊賀を噛めたってことは、すでにいない可能性が高くなってきたし。」 桜庭「やっぱり須釜あたりだったのかもな!」 郭 「三上を噛んで、明日椎名を吊る。うまくいけば俺たちの勝利だ。」 桜庭「よし!最終決戦になりますよーに!!」 郭 「他力本願はやめてくれる?」 桜庭「お前もっと俺に優しくしてくれよ……」 【7日目 夜】 [占い師] − [霊能者] − [狩人] 若菜「あー英士ごめん!ごめんな!だってお前が狼だったらすげえ怖いんだもん。一馬が椎名に○を出してたのも思い出したし……。違ってたらごめん!恨むなよ! で、俺は防衛成功したの!?したよな多分!つーか狩人がいない方向に進んでたっぽいけど、COすべきだったのか?けど止められたし、人外の疑いもかけられてたかもしんないしなー。もし防衛成功だったんだとしたら、俺が守ってた三上は村ってことだよな。残りが椎名と桜庭と山口くん……うーん、椎名があやしい、のか? とりあえず今日も防衛成功させれば、村の勝ちの可能性が大きくなるし、大手を振って俺が狩人だ!って言えるぜ!となると……三上はおそらく警戒して噛んで来ないだろうし、山口くんか桜庭か。山口くんもなー……横山を信じ過ぎっていうか、狐を気にし過ぎっていうか。疑いたくはないけど、ちょっと怪しいんだよな。……ここは桜庭にしとくか。」 [狂人] − [妖狐] − [共有] − [狼] 桜庭「うわああああ!結局一人になっちゃったじゃねえかよー!誰だよ潜伏やるって言ったの!俺だよ! ……でもあと1回切り抜ければ、俺らの勝ちなんだよな。しかも黒判定されてる椎名が残ってる。俺が疑われてる流れもないし、特に山口さんは横山を信じて、椎名が狼だと思ってるっぽい。……よし!なんとか頑張らねば!!つーかこの状況でもし負けたら、あとで何言われるかわかったもんじゃねえし。 えっと、噛み先だよな。椎名は当然無し、山口さんは横山を信じてるし、若菜は迷ってる感じだった。ってことは三上……ってダメだ!狩人がいるんだった!山口くんか若菜が狩人なのはわかるんだけど……どっちだ?ここで狩人が防衛成功なんてしたら、一気に流れが変わる。つかこれ以上延びて、生き残る自信もねえよ。山口さんは妙に狐を気にしてたし、狩人が残ってないって考えっぽかったから違うか?いや、自分が噛まれないためにそう見せかけてるだけだとしたら?でも山口さんを残せば、多分椎名に投票……するからと思って、若菜を噛みに行って防衛されたら?あー…………えーと…………あああああ、やっぱり山口さん!」 【8日目夜 ゲーム終了】 TOP |