汝は人狼なりや?
【6日目朝】 GM「今朝、渋沢が無残な姿で発見されました。話し合いをスタートしてください。」 (噛)黒川、椎名、設楽、三上、渋沢 (吊)若菜、藤代、郭、吉田 鳴海「あーしんどい。これだから共有ってつれえんだよなー。」 藤村「そう言うても最後、人任せやった気するけど。」 鳴海「うるせえよ!俺の苦労をわかれ!!」 風祭「鳴海は頑張ってるよ!」 鳴海「お、おう!」 潤慶「そうだよ!ガンバッテル!!」 鳴海「お前どんどん胡散臭くなってくるな。」 潤慶「あはは!ひどい!」 真田「笑いながら言うことか?」 鳴海「さて、GJが出なかったな水野。」 水野「ことごとく当てが外れた。鳴海って全然狼が寄ってこないな。よっぽどなめられてるのか?」 鳴海「おい!!」 藤村「結局鳴海一点守りか。今回もタツボンは噛まれへんかったし、怪しさ爆発やで?」 水野「だろうな。防衛成功しなかった時点で覚悟は出来てたよ。」 鳴海「随分と潔いな。役目を終えた人外だからか?」 水野「違うよ、俺は狩人だ。だけど、正直、ここから生き残る打開策も無い。残りのメンバーに託すしかないだろ。」 藤村「タツボン、頑張ったなあ。こんなに大きくなって兄ちゃん嬉しいわ。」 水野「俺はお前みたいな、ちゃらちゃらした金髪の兄貴はいらない。」 風祭「えっ」 水野「……あっ」 藤村「ぶはっ!」 真田「なんだ?」 藤村「カザな、かっこええ金髪の兄ちゃんがおんねん。」 潤慶「へえー!いいなー!」 鳴海「羨ましがる基準がわかんねえ。」 水野「風祭、お前の兄貴がどうとか言ってないからな?俺は特定の金髪のことしか言ってない!笑うなシゲ!」 風祭「ふはっ、水野くんが慌てるのめずらしいね。」 水野「風祭も笑ってんな!」 鳴海「なあ、なんなのこの和みムード。このまま平和村でいいんじゃねえの?」 藤村「そしてそれが鳴海の最後の言葉になった……完。」 鳴海「終わらせんな!!」 藤村「このまま考えるなら今日はタツボン吊りやな。他に怪しい奴が出てきたら別やけど。」 真田「狐は考えなくていいのか?」 鳴海「そこだよなー。狐が残ってて水野がLWだったらどうすんだよな。」 風祭「すいません、LWってなんでしょうか?」 鳴海「LastWolfのこと。最後の狼を吊るして村人陣営の勝利条件が満たされても、その中に狐が混ざってた時点で狐に勝利が移るんだよ。」 潤慶「でもそこまで考えてたら、狼も吊れないしね。」 藤村「いなくなったメンバーで敵陣営がはっきりしてるのは郭だけや。けど、それ以外で狐と思われる奴もわからへんしなあ。」 鳴海「確実性が無いんだから、仮定で考えていくしかないんだろうな。狐が残ってるとしたら、水野吊りは避けた方がいいんだろうし。」 潤慶「でも、狼が二人残っているとしたらどうするの?」 風祭「二人?それはまだ一人も吊るせてないってことになりますよね?」 潤慶「そう。可能性は充分にあると思う。だって偽が確定してるのはヨンサだけだから。」 鳴海「お前は吉田が真と思ってるのか?」 潤慶「うーん、どうかな。」 鳴海「どっちだよ!」 藤村「それでも昨日、ノリックに投票したのは理由があるんか?」 潤慶「ヨシダもミズノもどちらも納得できる部分はあったからね。共有の意見分、疑いがヨシダに傾いたってところかな。」 真田「潤慶にしてはめずらしいな。いつも自分の意志で突き進むような奴なのに。」 潤慶「自分の意志だよ?ナルミの意見が信じる価値アリと思ったから。」 藤村「……そういやノリックが、真田と潤慶が怪しい言うてたな。」 鳴海「そういやそうだな。特に潤慶に関してはどちらからも占われてすらいねえし。」 潤慶「確かに。ボク仲間はずれだね、かなしい!」 風祭「でも、二人の視点から外れてたからこそ、占われなかったんじゃないでしょうか?」 藤村「どういうことやカザ?」 風祭「たとえば偽確定の郭くんから見たら、囲う必要も脅威に思える村人でもないから黒を出す対象にもならなかった。 ノリックさんの真偽はわからないけど、怪しいと思わなかったから占わなかったとしたら、潤慶くんは安全なのかもしれない……って、すいません単純で。」 真田「でも俺が言うのもなんだけど、吉田が最後に渋沢を占った理由は、一番疑われそうにないから、だったよな?」 風祭「あ、そうか。」 鳴海「潤慶がいつかは疑われて吊られるだろうってことを前提で占わなかったんだとしたら、やっぱりあやしいよな。」 潤慶「あれ?ボクが疑われ始めた流れ?ボクを怪しいと思うのは構わないけど、それなら全員を平等に怪しむべきだ。ひとつの視点に囚われて、他を見れなくなったらこの勝負は負けるよ。」 鳴海「やべ、もう時間になっ」 GM「話し合いそこまで。投票をはじめてください。」 |