汝は人狼なりや?  


ここからは、ゲーム内での夜会話(狼たちの会話や役職者たちの呟き)となります。
盛大にネタバレしていますので、本編をまだ読んでいない方はご注意ください。


【1日目 夜】 
[占い師]
郭 「俺が占い師か。大分重要な役がまわってきたけど、さてどうしようかな。
あやしそうな奴……とは言っても、初日に関しては確率の問題か。
経験者の椎名や三上……いや、固定観念にとらわれるよりも、初めくらいは素直にランダムに選んでみるか。」

[霊能者]
風祭「霊能?いきなり役職になってしまった……。少し不安だけど皆の足を引っ張らないように頑張ろう。
ええと、霊能者は前日に処刑された人が狼か村人かを判定する、のか。
初日は処刑される人はいないから、特に何もしな……ん?COってやつはした方がいいのかな?
……しまった。翼さんに確認しておけばよかった。どうしよう。会話の中でさりげなく聞いてみるしかないかな。」

[狩人]
若菜「狩人?俺狩人か!なんかかっちょいい役来たー!防衛は明日からか……よし、結人様が狼から守ってやるぜ!見てろよ狼!誰だかしんないけど!!」

[狂人]
黒川「狂人か。……俺、あんまりやったことないんだよな。
最初は誰が狼かなんてわからねえんだし、適当に場を引っ掻き回すところから始めるか。
狼が俺の存在に気づいて、うまく立ち回ってくれればいいんだけど。」

[狼]
椎名「渋沢とか。よかった。よろしく。」
渋沢「ああ、よろしく。俺はほとんど初心者なんだが・・・よかったのか?」
椎名「藤代や若菜になるよりはよっぽどいいよ。冷静だし、頭もまわるだろうし。」
渋沢「そうか?」
椎名「そうだね。さて、早速本題入るけど、今回は役職を騙って混乱させようと思ってる。騙りは僕がいくので、潜伏よろしく。」
渋沢「それが適任だろうな。ちなみに何を騙るんだ?」
椎名「今回は霊能騙りをしてみようと思う。占い騙りの方がうまく行けば周りを誘導できたりもするんだけどね。まあ、狂人の出方次第かな?」
渋沢「狂人が誰になるかも重要だな。」
椎名「優秀であることを祈るけど、そもそも期待はしない。占いでも霊能でも対応できるようにしておくよ。」
渋沢「さすがに手慣れているな。」
椎名「渋沢もうまく村人にまぎれててよね。僕が危険な位置になっても、助けたりしなくていいから。」
渋沢「ああ、わかった。」


 【2日目 夜】 

[占い師]
郭 「対抗は黒川か。狼か狂人……占ってみればわかることだけど、本物であることが証明できない限り、結果に意味は無くなってしまう。まずは周りを信じさせる必要があるのか。
俺の役目は狼を見つけること。それなら今日は……風祭を占ってみよう。初心者のふりをしながら他役職のCOを誘導してるようにも見えたし、これで黒確定なら狼を一人吊れる確率が高くなる。」

[霊能者]
風祭「思わずCOしそうになっちゃったな。翼さんがすぐに答えてくれてよかった。
ええと、今日吊られたのは真田くん・・・○か。でも投票数は僕も危なかったなあ。何かまずいことしちゃったのかな?」

[狩人]
若菜「ふっふっふー!俺の活躍する場面がやってきたぜ!
誰を守ろうかなー。役職が二人いるから、どっちか狙われるか?本物はまだわかんないけど、友達のよしみで英士を守ってやろーっと。」

[狂人]
黒川「占い師は郭か。……やっかいだな。
もっと単純な奴だったら、占いの役職乗っ取るくらいできたかもしれないんだけど。ま、やるだけやってみるか。
少しでも信頼度を上げるために、次は郭より早く、速攻で占い結果を出そう。
誰かに黒を……いや、もう少し様子見てからにするか。下手に黒だして、本物の狼に当たったら意味ねえし。」

[狼]
渋沢「占いが二人出たな。」
椎名「そうだね。郭か柾輝……狂人としてはいいのを引いたな。どちらにしても、こちらに有利になるよううまくやってくれると思うよ。」
渋沢「椎名は明日霊能を騙るんだよな?それとも二人の占いがいるし、騙りは狂人に任せて俺らは潜伏に徹するか?」
椎名「いや、予定はそのまま続行。そのために、今日は将を噛む。」
渋沢「風祭を?」
椎名「将はおそらく役職持ちだ。霊能か狩人。どちらであっても噛むメリットはでかい。」
渋沢「なぜわかる?」
椎名「COに対して質問してただろう?あの状況で将が役職COのタイミングまで頭をまわせるとは思えない。
あれは初心者の素朴な疑問というより、自分が役職だからどうしたらいいか判断を仰いだんだと思う。」
渋沢「……なるほど。俺らが狼、占いに狂人がいるとすれば、場を混乱させたり、ほかの役職を誘導する必要はないもんな。」
椎名「将が霊能ならそのまま僕が乗っ取れる。狩人なら襲撃を邪魔されなくなる。」
渋沢「わかった。今日は風祭で決まりだ。」


【3日目 夜】 
[占い師]
郭 「危なかった……。正直、自分が不利な気もしてたけど、わかる奴には俺が本物だって分かってるのか?
でも、次に俺は確実に吊られるだろう。その前になんとか狼を突き止める。黒川が占った奴らをもう一度占うのも手だけど、余計にあやしまれる可能性が高い。
それならグレーの中でも俺に投票していた奴……藤代と渋沢か。藤代よりは渋沢の方が手強そうだ。渋沢を占おう。」

[霊能者]


[狩人]
若菜「うーん。守るのは残った占いの英士か、椎名か、別の誰かか……。
霊能が一人しかいないから、どうしても椎名が本物っぽく見えちゃうんだよなー。あいつ口もうまいし。
英士は明日吊られるかもしれないし、ここは椎名を守っておくか!狼来い来い!!」

[狂人]


[狼]
椎名「狂人は柾輝だったのか……。」
渋沢「僅差で吊られたな。俺も本物の村人の立場だったら、どちらが偽者かなんてわからなかったよ。」
椎名「ああ、だけど渋沢と同じ考えの奴らも結構いるよ。決めかねたうえで、迷って選択した結果だろうし、柾輝は運が悪かったんだろう。でも、狂人としての役目はきっちり果たしてくれた。」
渋沢「今日はどうする?郭はおそらく明日吊られるだろうし、ほっておいてもいいか?」
椎名「そうだね。気がかりなのは僕らを占って黒を出されることだけど……今の状況じゃ信頼は柾輝と五分五分ってところだろうし。」
渋沢「そうなると、場を仕切ってる三上か鳴海か?」
椎名「いや、若菜を噛もう。」
渋沢「若菜?あいつは無害そうだが……。」
椎名「1つは場が熱くなってるところで、誰も見えてなかった部分を指摘して、頭を冷やさせるような発言を天然でしたこと。
もう1つは、若菜に狩人の可能性があるから。」
渋沢「どういうことだ?」
椎名「僕らは同じ役職に複数のCOがいることで、狼か狂人、本物の組み合わせをまずは考える。
だけど今回の場合、よくよく考えれば、狂人と本物の組み合わせの可能性が一番高いんだ。」
渋沢「占いが狼なら、狂人は役目を果たしていないということになるから?でも、お前が言っていたように、狂人が潜伏する場合だってあるんだろう?」
椎名「僕が本物の霊能であることが確定してるならね。」
渋沢「……ああ、なるほど。」
椎名「僕はたった一人の霊能。それから占いの二人が目だっていた分、疑いの目が向けられにくかった。
でも、若菜の一言でまわりは一気に頭が冷えた。役職騙りは二人いる可能性があるって。」
渋沢「……確かに怖いな。若菜はそこまで深く考えていなかったんだろうが。」
椎名「狩人の可能性っていうのは、狩人の仕事を少し自慢気に話しているように見えたから。正直、こっちはほとんど勘。」
渋沢「そうだな……終盤で狩人の仕事が成功して、吊り回数を増やされたり白確定を出されるよりは、先にいなくなってもらった方がいいのか。」
椎名「そういうこと。」


【4日目 夜】
[占い師]


[霊能者]


[狩人]


[狂人]


[狼]
椎名「ばっちり当ててきたね。」
渋沢「ああ、ひやひやしたよ。」
椎名「まあ濡れ衣を着せられた村人、演じられてたんじゃない?」
渋沢「そうか?それならよかったが。」
椎名「でもなんとか今日の吊りは免れた。明日の霊能結果は郭に黒を出す。
そうすれば渋沢への疑いもとりあえずは晴れるし、狼が一人出たことで吊り回数に余裕が出来たと安心もさせられる。」
渋沢「だが、疑いは残るだろうな。」
椎名「そうだね、僕の霊能も確定じゃないって何度も話されてるし。」
渋沢「そうなると、どうやって信用させるか、か。」
椎名「違うね。どうやって僕ら以外を狼に仕立てあげるか、だ。このゲームで絶対的な信用なんて滅多に取れないよ。」
渋沢「……なんというか、恐ろしいゲームだな。」
椎名「僕が郭に黒判定を出すことによって、残りの脅威は狼1と狂人1。
当然、僕が狂人か狼で霊能を騙ってるなんて話も出るだろうけど、そこは狂人は既にいない説を押し切ろうと思う。」
渋沢「頼んだ。お前の騙りがばれたら黒判定を出されている俺もあやしまれる。一気に形勢逆転だぞ。」
椎名「ああ、だから今日は三上を噛もう。」
渋沢「あいつが話の中心にいることは間違いないし、郭を本物と見て、お前のことを疑うことも忘れていない。」
椎名「それに柾輝が三上に○を出してる。うまくいけば柾輝の信憑性があがるかもね。」


【5日目 夜】
[占い師]


[霊能者]


[狩人]


[狂人]


[狼]
椎名「渋沢が吊られたか。うまく話をそらせたと思ってたけど、まさか藤代が渋沢を推してくるとはね。うまく行けば今日で終わりだったんだけど、仕方ない。
最終日、誰を噛むかが重要だな。狼に仕立てるのは鳴海として、水野と藤代のどちらを残すかだ。
水野は少しずつゲームに慣れて、視野広く見れるようになってる。藤代は……何も考えてないと思ってたけど、渋沢の例があるからな。突然こちらが不利になるようなことを言い出しそうだ。若菜もそうだったけど、天然は予想外の行動をするから怖いんだよな。
でも、郭を本物と見ていた水野が、それを前提で僕を疑った目で見続けるリスクを考えたら……やっぱり水野を噛もう。」


【6日目夜 ゲーム終了】

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