2010.3



某日氷帝学園にて。春名友を祝う会発足。
メンバー:跡部・忍足・宍戸・向日・芥川(・樺地)・幸村・丸井・仁王
人選は完全に趣味。



跡部「そういうわけで祝え
忍足「何がそういうわけで、やねん。全っ然わからんわ!」
丸井「大体なんで俺たちまで呼び出されなきゃなんねえんだよ、氷帝で勝手にやればいだろい!」
跡部「そこは雇い主の趣味だ。幸村が好きなんだそうだ、むしろ喜べ」
幸村「へえ、それは嬉しいな。ちょっとそいつここに連れてきなよ跡部、殴るから
宍戸「やめろ頼むから」
向日「いいから跡部、ちゃんと説明しろよ。俺たちなにもわかってねえんだけど」
跡部「チッ・・・面倒臭えな・・・樺地!(指パッチーン☆)」
樺地「ウス」


(樺地、なにやらプリントを皆に配る)


宍戸「なるほど、つまりは雇い主の尊敬する春名友さんのサイトが4周年を迎えたからお祝いをしろってことか」
向日「自分で祝えばいいものを・・・」
宍戸「『私が行っても何も面白くないので★』って書いてあるな・・・・」
仁王「星マークがうざい。灰になれ
宍戸「っつか樺地にプリント配らせるほどのことじゃねえと思う」
丸井「それを言うなら樺地を後ろに控えさせる意味もねえと思う
忍足「丸井・・・!頼むからそれはつっこまんといて・・・!」
跡部「アーン?なんだお前ら、文句があるならとっとと帰れ、ただしレギュラーの座から引きずり下ろす」
忍足・向日・宍戸「「「横暴!」」」
丸井「なら俺たちは関係ないから帰ろうぜ」
幸村「帰るの?」
丸井「・・・え、何幸村くんこれやる気なの?」
幸村「帰るの?
丸井「・・・・・・・いえ、帰らないです」
仁王「丸井、よく読みんしゃい、一番下に盛大に祝った者には出番を与えるって書いてあるじゃろ。うちの部長は利益主義じゃから。テニス含め」
宍戸「テニスも!?」
向日「何でもいいからとっとと始めよーぜ、時間の無駄」



跡部「何か良い案あるやついるか」
忍足「んーそれなら最も喜ばれる方法があるんやけど」
向日「くだらねー予感がするんだけど」
忍足「なんやねん岳人!お前自分のパートナーに対して冷たいんとちゃうん!?俺を何だと思ってんねん!」
向日「類稀なる変態
忍足「類稀なる!?それ言うたら四天の部長とか唯一無二の変態やん!
丸井「変態ってとこは否定しないんだなお前」
忍足「ちゃうねん。ただの変態ちゃうねん、俺は氷帝を代表す」
幸村「早くしてよ、燃やすよ
忍足「すみませんでした何この人超コワイ」
跡部「で、何だって?」
忍足「ずばり!俺をプレゼ」
幸村「燃やす」
忍足「・・・・」
跡部「おい幸村、藁と火でよければ今すぐ手配できるぜ」
幸村「いらないよ、ライターあるから」
忍足「は!まさかSMプレイ!?・・・・優しくしてね★
幸村「消えろ
忍足「・・・・」
宍戸「・・・・・・・・なあ、(隣の丸井に耳打ち)」
丸井「あ?」
宍戸「お前らの部長っていつもああなの?」
丸井「立海は幸村くんが全てだから」
宍戸「・・・・まあ、うちも大して変わんねえけどな」



跡部「他!他に何かあるやつ!」
仁王「跡部は何かないんか?」
跡部「あ?俺か?そうだな、油田でも買ってや
幸村「氷帝は馬鹿ばっかりだな」
跡部「んだと!もらったら誰だって嬉しいだろうが!!」
宍戸「嬉しくねえよ。っつかジロー寝てないで起きろ!(頭をスパーン☆)」
芥川「・・・んん?うーししどおはよー・・・ねる・・・」
宍戸「寝るな!ほら!お前の大好きな丸井だぞ!」
丸井「・・・ばっ・・・!」
芥川「丸井くん!!??丸井くんだああああああ!なんで!?なんで氷帝にいるの!!??なんで!?あ、そうだ前から思ってたんだけどアドレス教えてもらえたりする!?っていうか丸井くんは携帯何使ってるの!?・・・・え、何幸村聞えない・・・がいこくせい?外国製!?ええまじまじすっげーほんと尊敬するC!跡部!俺にも外国の携帯買って!」
幸村「氷帝は馬鹿ばっかりだな」
芥川「でね、俺思うんだけど丸井くんならハリウッドスターにもなれると思うんだ!その妙技活かせばなんだってできるよ!バッドマンにもなれると思う!
丸井「だああああ!離れろ!うぜえ!おい跡部こいつどうにかしろ!!!!」
跡部「樺地」
樺地「ウス」


(芥川、樺地に連れられ強制退場)


幸村「芥川、何のためにいたの?っていうか樺地くんっていい奴だね。跡部、彼頂戴、代わりに丸井あげるから」
丸井・跡部「「ふざけんな」」
向日「おーい侑士、お前いつまで凹んでんの。もういいじゃん侑士の眼鏡プレゼントしようぜ
忍足「何で!?」
宍戸「そういやお前それ伊達じゃん、ちょうどいいんじゃねえの」
忍足「何言うてんねん!これは俺の一部や!言うなれば俺自身や!は!つまり俺をプレゼ」
丸井「春名さんはそんなものもらっても嬉しくないと思う。どうせならケーキとかあげればいいんじゃね?俺も食うし」
宍戸「食うな」
幸村「宍戸いいな、俺ほしくなってきた」
仁王「なんで?」
幸村「うん、だって全部にいちいちつっこんでくれるじゃん。貴重だよ、真田の隣に置いておきたい」
宍戸「あんな年齢不詳の奴になんて付き合ってられるか。おい跡部ほんとにどうすんだよ」
跡部「チッ・・・・ほんとに面倒臭えな・・・・おい向日、飛んでみろ
向日「ほんっとに意味わかんないこと言うのやめてくれる。樺地もらうぞ」
幸村「何?跡部の弱点って樺地くんなの?俺は別に真田弱点じゃないけど」
丸井「幸村くん、真田と樺地のポジション同じだと思ってる?違うよ」



向日「あーもうどうすんだよ決まんねえじゃん!」
忍足「ほんまや・・・・協調性っちゅーもんがなさすぎる!」
向日・宍戸・幸村・丸井「「「「お前が言うな」」」」
宍戸「いやお前も言うなよ」
幸村「なんで?俺皆の意見を優先させて自分は大人しくしてるじゃないか」
宍戸「してねえよ」
仁王「はい」
跡部「はいじゃあ仁王」
仁王「あいうえお作文」
向日・宍戸・丸井「「「おお!いいじゃん!」」」
跡部「なんだ、たまには役に立つじゃねえか」
仁王「そりゃ氷帝に比べたらな」
氷帝「「「「おい」」」」
幸村「っていうか仁王よく知ってたね、あいうえお作文」
仁王「去年誕生日に柳生が自作ポエムなんぞを寄越そうとしとったから、ポエムはやめろ言うたらあいうえお作文くれた」
丸井「・・・・うわあ」
幸村「柳生のあいうえお作文か。うん、見たくない。はい、じゃあ俺一番ね」
宍戸「別にいいけどよ、順番より先にまず文を考えねえと。題はどうするんだよ?」
跡部「アーン?そんなん何だっていいじゃねえか、祝世界制覇とか
宍戸「世界制覇してねえだろ」
忍足「しゅ」
跡部「却下
忍足「まだ何も言うてへんやん!?何この仕打ち!!そんなにあたしのこと嫌いなのね・・・!
幸村「嫌い。むしろ消えろ」
跡部「なんだ、わかってんじゃねえか幸村」
仁王「幸村じゃなくてもわかるぜよ」
忍足「おいこらちょい待ち、俺何かした!?」
丸井「セクハラ?」
忍足「してねえええええよ!!!!
宍戸「あ、標準語出た
向日「相当ショックだったんだな」
丸井「そうなの?」
宍戸「で、お題はどうするよ?樺地とジローが抜けたから、7人だな。7文字か14文字か」
幸村「常勝立海大★
宍戸「協調性を頼むから発揮してくれよ!!」
向日「春名友さん。ほら7文字」
宍戸「いや、『ん』は入れちゃまずいだろ」
跡部「おめでとう春名友好きです
宍戸・向日・忍足・丸井「「「好きです!?」」」
跡部「決まりだな」
向日「決まりだな、じゃねえよ!なんだそれ!?祝う気あんの!?」
跡部「だからおめでとうって入れたじゃねえか」
宍戸「そういう問題じゃねえよ!!」
幸村「もういいじゃんそれで。そろそろ帰らないとサザ〇さん始まっちゃうし」
仁王「あ、俺も」
宍戸「なんだお前らは!仲良し家族か!いいわけねえだろあんな適当なの!」
跡部「じゃあ何か?お前はもっと良い案があるっていうのか?アーン?」
宍戸「・・・・岳人!」
向日「俺!?無理だよこういうの苦手!丸井!」
丸井「俺だって無理だ!」
忍足「しゅ」
宍戸・向日・丸井「「「跡部の案でいこう」」」
忍足「・・・・」



幸村「じゃあ、いい?順番に俺から行くよ?皆書けた?」
宍戸・向日・忍足・丸井・仁王「「「「「はーい」」」」」
跡部「なんで幸村がし切ってんだよ」
幸村「君がトップバッターだと不安だからだよ。はい、じゃあ行くよ」


<幸村『お:おいそれと』>


宍戸・向日「幸村アアアアアア!!!!
忍足「・・・ぶっ!!!!あっはは!あひ!はははははは!!!」
丸井「さすが幸村くん、なんで敢えてその単語?」
跡部「なかなか良いじゃねえか」
宍戸「よくねえよ!祝う気ゼロだろ!」
幸村「うるさい。はい次、宍戸」
宍戸「は!?お前それ書き直せよ!」
幸村「うるさいって言ってるだろ。いいから早く次!」
宍戸「あ、ちょ、ま、こら勝手に開くな!!!」


<宍戸『め:めでたい』>


向日「・・・・うわあ、何の面白みもないのきた・・・・
仁王「お前さんあいうえお作文なめとんのか?」
宍戸「なんでだよ!だってこれは春名さんを祝うためのものだろ!」
丸井「それにしたってもうちょっとなんかあんだろーが。うわあ信じらんねえ」
跡部「所詮宍戸なんてそんなもんだろ。おい忍足、お前もいつまでも笑ってねえでさっさとこっち来い」
幸村「そんなんでよく俺に意見したね。はい次ー向日ー」
向日「ういー」


<向日『で:dericious』>


宍戸・丸井・幸村「「「お前馬鹿だよ」」」
向日「なんだと!?前二人に比べたら遥かにましだろうがよ!」
仁王「やばい幸村のが一番まともに見えてきた」
幸村「はいはいどんどんいくよー次ー仁王!」


<仁王『と:友よ』>


忍足「上手い!
幸村「うん、上手いね」
向日・宍戸「「どこが!?」」
忍足「春名友さんの友と友人という意味が掛け合わさっとるんやろ、完敗や」
跡部「ふん、さすが詐欺師だ」
宍戸「どこが?」
幸村「はいじゃあこの素晴らしいのに続いてねー眼鏡!」
忍足「はい!って忍足や!!」


<忍足『う:うち来る?』>


幸村「あっはは、死ね
忍足「死!?」
宍戸「ナンパ禁止!」
丸井「でも何気に前と繋がったな・・・・」
幸村「丸井。お前もこんなんだったら火つけるよ
丸井「どこに!?」


<丸井『は:はめはめ波』>


忍足・幸村・仁王「「「カメハメ波」」」
丸井「うわ!間違えた!」
向日「つっこむべきところはそこじゃねえだろ!」
宍戸「俺もう続けたくない・・・・」
幸村「はいじゃあ跡部」


<跡部『る:ルビーのようなお前の瞳にキスしたい』>


幸村「きも!きっもいなんなのこの人!」
忍足「人のこと言えへんやん!!!」
跡部「ああ?この芸術センスが理解できないとは・・・仕方ねえな、所詮庶民だからな」
仁王「柳生並みにセンスがないな
丸井「ヒロシのあいうえお作文こんなんなの?」
幸村「あー鳥肌立った。あ、一周したね、じゃあまた俺から・・・・って面倒だから一気にオープン!」
宍戸「真面目にやれよ!!!!」


<幸村『な:何とか今までやってきたけど俺実はもう部長やめたいんだよね』>
<宍戸『と:とりあえず』>
<向日『も:more』>
<仁王『す:すーん』>
<忍足『き:嫌いなんて言わんといて』>
<丸井『で:デモ』>
<跡部『す:すがり付いてきても構わないぜ』>


宍戸・向日「すーんて。すーんて何よ」
仁王「思い浮かばなかったん」
丸井「っつか幸村くん!?これなに!?本音!?」
幸村「うん」
仁王「諦めんしゃい、お前さん以外に部長は無理じゃ」
幸村「わかってるけどさ、いいじゃんたまには本音でも」
宍戸「趣旨完っ全に変わってるけどな
向日「っつか跡部も侑士も同レベル」
跡部・忍足「「一緒にすんな(や)!!」」
幸村「いや、どう見てもどんぐりの背比べ並のレベルの低さだよ。大体宍戸のとりあえずっていうのも何なの?やる気ないのモロに出てるし。向日もさ、なに?英語にすればかっこいいと思ってんの?勘違いだよそれ」
宍戸「お前ほんっとに自由だな。自分の学校よく見てみろ、すーんとデモだぞ!?なんだよすーんって!なんだよデモって!っつかお前が一番祝う気ねえだろが!」
幸村「いや、だって春名さんって氷帝が好きなんだろ?ならいいじゃん別に」
忍足「噂に違わぬ傍若無人っぷりやな・・・跡部さえも可愛く見えてきた・・・
宍戸・向日「「いやそれはねえよ」」
幸村「あーあー。サザ○さん始まっちゃったし」
跡部「チッ・・・つべこべうっせえな、樺地!(指パッチーン☆)」
宍戸「うおっ、なんだこれ垂れ幕?」
忍足「端っこ持てやそこのヤンキー」
丸井「あ!?てめえが持てよ!」
幸村「丸井」
丸井「はいすみませんでした」
跡部「オラ、最後に何か一言ずつ春名に向かって言えよ」
忍足「なんでそんなに親しげなん、跡部」
丸井「そこのキモ眼鏡、その前に垂れ幕広げろよバーカ」
忍足「あかん!それはあかん!関西人に馬鹿は言うたらあかん!すっごいの出すで!
丸井「(無視)はーい春名さんおめでとうございまーす俺達の気持ちでーっす、左端を縦に読んでくれるとうれしいでーす」


いそれと
でたい
dericious
もよ
ち来る?
めはめ波
ビーのようなお前の瞳にキスしたい
んとか今までやってきたけど俺実はもう部長やめたいんだよね
りあえず
more
ーん
らいにならんといて

がり付いてきても構わないぜ?
(※演出の都合上平仮名表記に直してあるところもございます)


仁王「最悪のできじゃ。誰じゃ、あいうえお作文とか言うたの」
宍戸・向日・丸井「「「お前だよ」」」
向日「あーもう春名さんすみませんこんなんで。四周年おめでとうございます!」
忍足「ほんまにうち来る?待っぶほあ!
丸井「(手をパンパン)あー俺二度と氷帝なんかの呼び出しに応じねえ、今誓った、幸村くんの名にかけて。春名さん、これからも適度に頑張れよ」
仁王「プリッ」
幸村「前から思ってたけど仁王のそれ便利だよね。困ったら言っとけばいいんだもんな。俺もなんか欲しいなあ、そういうの。あ、春名さん、おめでとうございます。これからはもっと俺達を出してもらって構わないですよ?
跡部「アーン?何言ってんだ、春名は俺様に惚れてんだよ。おい、めでたいついでにもっと俺を出せ
宍戸「ほんとにすみません。春名さん、おめでとう。これからもよろしくお願いします。・・・例えホイッスル!のサイトでも
向日・丸井・忍足「「「そうなの(ん)!?」」」



いい加減終わります。



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友さん4周年おめでとうございまーす!最近庭球王子というかむしろ幸村に浮気気味の夜桜からのプレゼントでした!返品不可です!天城も良いけど幸村も良いよ★
っていうか友さんが氷帝までしか知らなかったらどうしようという決定的なことに今気づきましたでも送ります。
これからもよろしくお願いします!夜桜でした。風のように逃げます。夜桜ココでした!


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(2010.04.18 春名追記)

ナタデココ中毒の夜桜ココ様より4周年&15万ヒットのお祝いにいただきました!
ときめきながら腹筋が崩壊するとかなんですかもう、面白すぎます(笑)
ココさんのおかげで幸村さまへの愛に目覚めそうになります。そんな恐れ多い・・・!
お話はときめきが多すぎて、あといろんな子を愛でたい衝動に駆られるなど、
語りきれませんが、
これだけは叫びたい。ココさん大好き!
こちらこそこれからもよろしくお願いします!本当にありがとうございましたー!

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4th Anniversary!

for TOMO HARUNA*